【Teams踏み込み活用術】Microsoft Teams(マイクロソフト・チームズ)を使いこなす達人のワザを紹介! この連載では、企業への導入・活用支援を手がける著者による現場の利用実態に根ざした視点から、Teamsの一歩踏み込んだ活用法を解説します。
ボイスメールを設定して相手にメッセージを残してもらう
活用する機能:
留守番電話と同様に使える
Teamsの通話には、不在時や通話に出られないときなどに相手に用件を留守番電話のように吹き込んでもらうことができる、ボイスメールの機能があります。特徴的なのが、音声だけでなく、自動的に文字起こしされた内容も履歴から確認できることです。また、同様の内容がメールでも届くので、外出先などでも用件を素早く確認できます。
相手がボイスメールを設定している場合、通話を発信したのち、設定された時間が経過したタイミングで通話がボイスメールに自動的に転送されます。設定された応答メッセージによる指示に従って音声を吹き込んだら、通話から退出しましょう。
ボイスメールを設定している相手に連絡したとき、一定時間が経過するとボイスメールに転送される。案内の音声に従ってメッセージを録音して❶[退出]をクリックすると、音声が相手に送信される。
❷[通話]からボイスメールを確認できる。❸[ボイスメール]→❹履歴を順にクリックすると❺[詳細]が表示され、録音された音声を再生したり、内容の文字起こしを確認したりできる。
ボイスメールを受信したと同時に、音声と文字起こしされた内容が確認できるメールが転送される。
ボイスメールを受け取る
[設定]を表示して❶[通話]をクリックすると、通話の設定を確認できる。❷[通話を自分に着信する]を選択しておき、❸[未応答の場合]で[ボイスメール]を選択すると、ボイスメールを受信できる。❹[ボイスメールの構成]から不在着信時の音声の設定が可能。
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この連載記事は、インプレスの書籍『Microsoft Teams踏み込み活用術 達人が教える現場の実践ワザ(できるビジネス)』の内容に基づいています。紹介している情報は、書籍発行時点(2021年7月)のものです。