【Teams踏み込み活用術】Microsoft Teams(マイクロソフト・チームズ)を使いこなす達人のワザを紹介! この連載では、企業への導入・活用支援を手がける著者による現場の利用実態に根ざした視点から、Teamsの一歩踏み込んだ活用法を解説します。
会議中にアンケートを取り素早く集計する
活用する機能:
ビデオ会議にアプリを追加する
チャネルにタブ形式のアプリを追加できるのと同様に、ビデオ会議にもアプリを追加可能です。アプリを追加できるのは、本書執筆時点ではカレンダーからはじめる会議のみです。開催者や発表者であれば、会議中の[その他のオプション]もしくは会議前に[予定の詳細情報]から追加できます。
❶[その他の操作]→❷[アプリの追加]を順にクリック。
追加したい❸アプリ名をクリックすると、会議にアプリが追加される。会議中に利用するアプリは❹[会議用に最適化]の中から選ぶのがおすすめ。
[カレンダー]で会議の予定の[編集]→❺[タブを追加]を順にクリックすると、[タブを追加]画面が表示され、追加するアプリを選択できる。
簡単なアンケートを実施する
追加可能なアプリはいくつかありますが、Microsoft 365のライセンスに含まれており、身近な会議でもすぐに利用できるのが、Formsアプリです。追加しておくと、会議の開催者や発表者は会議前や会議中に簡単なアンケートを作成し、会議中に参加者から回答を収集できます。
作成したアンケートを[起動]すると、会議の参加者の画面には回答用のフォームが表示され、そこから回答を投稿できます。例えば、議題に対しての賛成や反対の意思を確認するときに利用すると、スムーズな集計や匿名での回答が可能です。また、参加者が多い会議を双方向のコミュニケーションをしながら進めたり、社内研修で参加者の満足度調査をしたりするのにも利用できます。
こうした会議中に利用できるアプリは今後も追加されていく予定です。会議をさらに便利にする仕組みとして期待できます。
❶[投票]→❷[投票を新規作成]を順にクリック。
質問などを入力して❸[保存]をクリック。❹[回答を匿名にする]にチェックを付けると、匿名で回答を集計可能。
アンケートの作成が完了した。❺[起動]をクリック。
参加者の会議画面に❻アンケートが表示された。
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この連載記事は、インプレスの書籍『Microsoft Teams踏み込み活用術 達人が教える現場の実践ワザ(できるビジネス)』の内容に基づいています。紹介している情報は、書籍発行時点(2021年7月)のものです。