厚生労働省のデータに基づいて医療機関を表示
新型コロナウイルス感染症への対策として、ワクチンの接種が進んでいます。本記事執筆時点では、日本国内でワクチンを1回以上接種した人は6,000万人を超え、人口の半数に迫ろうとしているところです。
しかし、その一方で、東京都などではワクチンの接種予約が取りにくい状況も続いています。行きつけの病院に電話をかけても空きがなかったり、Webサイトへのアクセスが集中して表示されなかったりして、予約をいったんあきらめてしまった人も多いのではないでしょうか。
そこで試してみたいのが、Googleマップを使ったワクチン接種会場の検索です。
Googleマップでは、防衛省が提供する大規模接種センター、および厚生労働省のコロナワクチンナビに登録されている3万件以上の医療機関の情報をもとに、ワクチン接種会場を調べることが可能です。誰でも接種が可能か、予約が必要かどうかといった情報も表示されるため、接種できる場所を探している人にとって役立つはずです。
操作手順としては、Googleマップにアクセスして「コロナワクチン ○○」と検索するだけです(○○は地名や駅名)。もちろんスマートフォンのアプリでも検索できるので、以下の画面を参考に操作してください。
Googleマップでコロナワクチン接種会場を調べる
1Googleマップを起動する
Googleマップのアプリを起動し、検索ボックスをタップします。
2「コロナワクチン ○○」で検索する
コロナワクチン+地名で検索します。ここでは例として「コロナワクチン 町田」と入力しました。なお、現在地周辺を調べたい場合は「コロナワクチン」のみでOKです。
3検索結果のスポットを表示する
東京の町田駅周辺にある、コロナワクチン接種会場が表示されました。検索結果の1つをタップしてみましょう。
4スポットの概要でワクチンの情報を参照する
そのスポット(接種会場)の情報が表示されました。下にスクロールすると、[COVID-19 ワクチン接種の提供あり]の欄に「要予約」「すべての患者に対応」などの情報が表示されています。
5スポットのWebサイトを参照する
Googleマップのスポット情報には、多くの場合、そのスポットのWebサイト(URL)も登録されています。さらに下にスクロールして、地球のアイコンの欄にあるURLをタップしましょう。そのスポットのWebサイトで、予約方法などの詳細を確認できます。
Googleマップには、病院であれば診察時間や曜日、電話番号なども登録されているので、いま電話しても大丈夫なのかを確認したうえで、すぐに電話をかけることも可能です。いち早く接種予約をとるための手段として活用してください。