【パソコン仕事術】は、毎日のパソコン仕事を時短できる、WindowsやOffice、インターネットのワザを紹介します。月~金曜日更新。
ストレージセンサーで不要なデータを削除する
効果:
時短レベル:6空き容量を自動的に確保して環境を快適に
パソコンを使い続けていると、自分が保存したファイルだけでなくアプリが生成した一時ファイルなどもたまり、徐々にストレージを圧迫します。空き容量が少なくなるとパソコンの動作が遅くなったり不安定になったりするため、ストレージの容量が小さいパソコンでは、空き容量の確保は死活問題です。
そこで、必要がなくなったファイルを削除するのと同時に「ストレージセンサー」を利用し、不要なファイルや各種データを自動的に削除するようにして、空き容量を確しましょう。
ストレージセンサーは2017年10月に配信された「Fall Creators Update」から搭載された機能で、その前からWindowsが搭載している「ディスククリーンアップ」と似た機能を持ちます。以下の手順でオンにすると、アプリが生成した一時ファイルや、ごみ箱に移動してから30日以上経過したファイルなどを自動的に削除できるようになります。
ストレージセンサーを有効にする
ごみ箱に移動したファイルは、通常だと自分でごみ箱を空にするまで完全に削除はされません。しかし、ストレージセンサーで期間を設定することで、自動で完全に削除されるようになります。[ダウンロード]フォルダーのファイルは必要があればほかのフォルダーに移動済みと考えられるため、残った不要なファイルは自動的に削除するように設定できます。
また、[以前のバージョンのWindowsを削除する]にチェックマークを付け、[今すぐクリーンアップ]をクリックすれば、すぐにストレージの空き容量を確保できます。以前のバージョンに戻せなくなりますが、戻す必要がある場面は、通常だと考えられません。
ワザの「効果」は、次の「時短3原則」のどれに該当する効果が得られるかを表します。
操作の手数を減らし、作業を短時間で完了させる
データ整理や作業の方法をルール化し、ムダをなくす
ミスやトラブルによる時間の損失を未然に防ぐ
「時短レベル」は、ワザから得られる総合的な効果の大きさを1~7の7段階で表します。