パスコードロックを設定する

万が一のセキュリティ対策のため、パスコードロックを設定しましょう。ロックの解除に4桁の数字の入力が必要になり、自分以外の人はiPhoneを操作できなくなります。

1.設定を表示する

1[設定]を起動,2[一般]をタップ

2.パスコードを設定する

[パスコードロック]をタップ

3.パスコードをオンにする

[パスコードをオンにする]をタップ

4.パスコードを入力する

パスコードが設定される,パスコードを2回入力

5.パスコードが設定される

1 スリープ/スリープ解除ボタンを2回押す,2 ロックを解除    ,パスコードの入力画面が表示された

パスコードを要求するまでの時間を変更する

iPhoneがスリープしてから、パスコードロックがかかるまでの時間を設定できます。標準では[即時]になっているので、iPhoneがスリープした瞬間にパスコードロックがかかります。短いほうが安全ですが、適当と思われる時間に変更しましょう。

1.要求時間を設定する

再度表示するときはパスコードの入力画面が表示される  ,[パスコードを要求]をタップ,[設定]→[パスコードロック] 表示しておく

2.要求時間を選択する

パスコードの要求時間が変更される,[1分後]などをタップ

自動的にロックされるまでの時間を変更する

iPhoneを一定時間操作しないと、自動的にスリープします。この時間は、[設定]→[一般]→[自動ロック]で変更できます。使い方に応じて設定しましょう。設定時間を最短の[1分]にして、パスコードロックを[即時]にすれば、セキュリティは強固になります。

1.自動ロックを設定する

[自動ロック]をタップ,[設定]→[一般]を表示しておく

2.時間を設定する

自動ロックの時間が変更される,[3分]などをタップ

iPhoneの機能を制限する

iPhoneを子どもが使う場合は、有害なコンテンツを閲覧したり、音楽や映画、アプリなどを勝手に購入したりすることのないよう、機能を制限しておくと安心です。[機能制限]で設定した項目は、iPhoneのロック用とは異なるパスコードで保護できます。

1.機能制限をオンにする

1[機能制限]をタップ    ,[設定]→[一般]を表示しておく

2[機能制限を設定]をタップ

2.パスコードを設定する

ロック用のパスコードとは別に設定する,機能制限用のパスコードを2回入力

3.制限する機能を選択する

ここではSafariを起動できないようにする,[Safari]を[オフ]に設定

4.機能制限が設定される

Safariのアイコンが表示されなくなった,ホームボタンを押す

[ヒント]紛失に備えて必ず設定しよう

もし紛失・盗難にあえば、メールに添付された仕事の資料や、連絡先の個人情報などが流出する危険があります。ロックを解除する手間が増えますが、パスコードロックは必要最低限のセキュリティ対策と考えましょう。

[ヒント]より難しいパスコードにする

[パスコードロック]にある[簡単なパスコード]をオフにすると、アルファベットや記号などを含めた長いパスコードを設定できます。4桁の数字だけでは不安な場合は、こちらを設定しましょう。

1[簡単なパスコード]を[オフ]に設定,2 パスコードを2回入力

英数字・記号を含む4文字以上のパスコードを設定できる

[ヒント]続けてミスすると しばらく操作できなくなる

パスコードの入力を連続して間違えると、しばらくiPhoneを使用できなくなります。6回で1分、7回で5分、8回で15分、9回で60分と増えていき、10回間違えるとパソコンのiTunesと接続して復元する必要があります。

パスコードの入力を6回ミスすると、1分間使用できなく なる

[ヒント]iPhoneのデータを自動消去する

[パスコードロック]の最下部にある[データを消去]をオンにすると、10回パスコードを間違えたとき、自動的にiPhoneがリセットされます。機密情報などを扱うなら設定しておくとよいでしょう。

[ヒント]バッテリーの節約にも効果的

自動ロックの時間が短ければ、iPhoneがすぐにスリープするようになるため、ムダなバッテリー消費を抑えることができます。また、スリープの約10秒前から、iPhoneの画面が自動的に暗くなります。

[ヒント]ロック中にできる操作を変更する

パスコードロックがかかっていても、標準ではSiriとPassbookの表示、電話着信時のメッセージでの返信は可能です。Siriはロック画面でホームボタンを長押しするだけで起動でき、連絡先や新着メールの表示などが簡単にできてしまいます。自動車の運転中に使用したいなどの事情がなければ、ロック中はオフにしておくと安心です。

SiriやPassbookの表示などをオフにできる

[ヒント]電話の折り返しはロック中でも可能

標準ではロック中に電話の着信があると、パスコードロックを解除しなくても、ロック画面の通知から折り返しの電話をかけられます。[設定]→[通知]→[電話]で[ロック中の画面に表示]をオフにすれば通知が表示されなくなり、この操作はできなくなります。

ここを右にドラッグ,呼び出しが開始される

[ヒント]アプリの年齢制限を有効にする

[機能制限]で[コンテンツの許可]にある[App]をタップすると、App Storeのアプリに設定されている年齢制限(レーティング)を適用できます。レートで制限されたアプリはホーム画面に表示されないため、起動できなくなります。同様に、音楽とPodcast、映画も制限できます。

[12+]をタップ