フィードリーダーは、好きなブログやニュースサイトを自由に登録できます。しかし、ゼロからブログを登録して利用するのは、敷居が高いかもしれません。ここでは、あらかじめ用意されている、ジャンル別にいくつかのブログやニュースサイトをまとめた「フィードパッケージ」を最初に登録して利用します。

「Googleリーダーにアクセスし初期設定を行う」の手順6の画面で、［検索とブラウズ］のテキスト入力ボックスにブログ（またはニュースサイト）のURL を入力して［検索］をタップすると、そのブログをGoogleリーダーに登録できます。URLは直接入力してもかまいませんが、［ブラウザ］からコピーして貼り付けることもできます。［ブラウザ］でブログを表示しておき、アドレスバーのURLをロングタッチして［ページのURLをコピー」をタップします。次に、Googleリーダーの［検索とブラウズ］のテキスト入力ボックスをロングタッチして［貼り付け］をタップします。こうした一連の操作は、スマートフォンよりもパソコンのブラウザーから行ったほうが簡単です。

Googleリーダーを利用するためのGoogle公式アプリ［Google Reader］（無料）もマーケットで提供されています。2011年7月時点では日本語に対応しておらず、画面はすべて英語ですが、追加したブログの記事は日本語で読むことができます。［ブラウザ］でGoogleリーダーにアクセスして利用する場合と、アプリの［Google Reader］の機能に大きな違いはありませんが、［ブラウザ］では画面からはみ出すような画像を画面幅にそろえられたり、前の記事／次の記事を表示するためのボタンが大きかったりと、［ブラウザ］からよりも操作がしやすくなっています。英語が苦手でなければ、試してみてもいいでしょう。どちらも同じアカウントで利用すれば既読情報が同期され、［ブラウザ］と［Google Reader］の一方で読んだ記事は、もう一方で表示しても既読になります。

Googleリーダーにも、Gmailのようなスター機能があります。チェックするべき記事が多いときは、見出しを見て気になる記事にだけスターを付けていき、あとでじっくりとスターを付けた記事を読む、という使い方ができます。

見出しを確認すれば十分な記事は、まとめて既読にしてしまいましょう。未読記事だけを表示する設定にして、見出しをひととおり見た記事をすべて既読にすれば、次に新しい記事が更新されるまで、Googleリーダーを空っぽにできます。

Googleリーダーは、パソコンのブラウザーでも利用できます。スマートフォンと既読情報が同期されるため、パソコンでの記事チェックの続きをスマートフォンで行う、スマートフォンでスターを付けた記事をパソコンで読む、といった使い方が可能です。画面左上の［登録フィードを追加］をクリックして、表示されるテキストボックスにURL を入力し［追加］をクリックすると、ブログやニュースサイト（まとめて「フィード」と呼ばれます）を追加できます。ブログやニュースサイトのURLをコピーして貼り付けるような操作は、スマートフォンで行うよりも簡単です。また、パソコンのブラウザーからは追加したフィードの分類も行えるので、多数のフィードをカテゴリー別に分類するなどして、読みやすくすることが可能です。