このレシピを試してみよう

1 あらすじや本の情報をWebページからクリップする
2 自分にとっておもしろかった点だけを追記する
3 読み進めるのに合わせて、あるいは再読に合わせて
ノートに追記する

レシピの解説

本を1冊読み通したのになにも覚えていない、という経験はないでしょうか。それはたいてい、本を表層的な文字情報としてしか読んでおらず、自分のものにしていないからです。本を自分のものにするには、線を書き込むなどの方法で本に歩み寄ることと、読書後に本について書くことの2つの作業をすることが、いちばんの近道です。Evernoteを使って、この作業を効率よくやりましょう。書名や著者名、あらすじといった基本情報はWebページからクリップします。クリップしたノートに追記する形で、今度はその本のどこがおもしろかったか、という個人的なメモを書いていきます。この作業が、あなたとその本との間に絆を生み出すのです。メモは本を読みながら書いても、後で再読した際に書いて、メモだけのノートをマージしてもよいです。こうして作成した読書メモにすべて「読書」タグを付けておくと、長い時間をかけて蓄積した読書経験を集約することが可能になります。

基本情報はWebからクリップし、メモを追記していく