詐欺メールかどうかを確かめる方法があります

 出会い系サイトや存在しない有料サイトの利用料金、偽の損害賠償などを請求する「架空請求詐欺」の業者から、携帯電話にメールが送られてくることがあります。

 このようなメールは基本的には無視すればよいのですが、気になるときはメールに書かれている業者名や電話番号、メールアドレスを検索しましょう。架空請求詐欺に関する情報サイトやQ&Aサイトなどにある被害報告が見つかり、詐欺かどうかを特定できる場合があります。業者名の場合は「架空請求」を加えたキーワードにすると確実です。

 また、着信履歴をわざと残し、折り返し電話をするとアダルト系のサービスに転送して高額な料金を請求する「ワン切り」に遭うこともあるかもしれません。身に覚えのない番号には電話をしないのが一番ですが、こちらも電話番号で検索すれば、ワン切り業者かどうかを見分けられる場合があります。

検索のポイント
GoogleYahoo!詐欺メールに書かれている業者名や電話番号を検索
→架空請求詐欺の業者かどうかを過去の事例から確認できる

1 詐欺メールに書かれている業者名や電話番号を検索,2 「架空請求データベース」のページをクリック,ここでは「Google」で検索する,検索結果が表示された

同様の架空請求に関する過去の事例が表示された

[ヒント]「国民生活センター」のサイトも参考にしよう

身に覚えのない請求や、応募していない懸賞からの当選メールなど、詐欺メールの内容はさまざまです。これらに対しては、言われるままに振り込みをしたり、業者に問い合わせたりしてはいけません。困ったときは国民生活センターのサイトを見て、対策を調べましょう。[困った時のヒント]でこれまでの相談事例を読んだり、[暮らしの相談窓口]で相談を受け付けてくれる場所を探したりできます。

▼国民生活センター
http://www.kokusen.go.jp/