急な症状への対処で参考になるサイトがあります

 小さい子どもは、それまで元気にしていたのに突然熱を出したり吐いたりすることがあるので、そのたびに親御さんは心配になるでしょう。熱はあるけど元気そうだったり、吐きはしたけどその後はケロッとしていたりする場合でも、救急車を呼ぼうか様子を見たほうがいいのかと悩んでしまうものです。

 そのような場合に、判断の目安になる「こどもの救急」というサイトがあります。「発熱」「吐き気」などの主症状を選択し、そのほかの様子をチェックして、アドバイスを確認しましょう。

 なお、ウェブ検索とは関係ありませんが、休日や夜間の子どもの病気について電話で相談できる窓口もあります。全国共通の「#8000」で携帯電話からも利用でき、小児科医や看護師に相談できます。ただ、都道府県によっては携帯電話からの利用ができなかったり、そもそも実施されていなかったりする場合もあるので、あらかじめ厚生労働省のページで確認しておきましょう。

▼こどもの救急
http://kodomo-qq.jp/
▼厚生労働省:小児救急医療電話相談事業(#8000)について
http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html

検索のポイント
こどもの救急症状をチェックして判断の目安を確認
→生後1カ月から6 歳までの子どもの症状について調べられる

1「こどもの救急」にアクセス,2[発熱(38℃以上)]をクリック,3 該当する症状をチェック,4[結果をみる]をクリック

参考になる対処法や注意事項などが表示された

[ヒント]東京都では「#7119」で大人の救急電話相談も

東京消防庁では、大人向けの救急電話相談も行っています。電話番号は「#7119」。応急手当のアドバイスや医療機関の案内、必要な場合は救急車の手配も可能です。また大阪市でも、電話での救急情報サービスを行っています。

▼東京消防庁 救急相談センター
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/soudan-center.htm
▼大阪市救急情報サービス
http://www.city.osaka.jp/emergency/medical/