とりあえず検索すれば正しい言葉が見つかります

 日々あちこちで生まれる新しい言葉を追い続けるのは、大変なことですね。特に略語や外来語などは、テレビや会話の中でちょっと聞いただけでは正確に聞き取れないことが多いもの。最近話題になっている金融問題が「サムプライム」だったか「サプブライム」だったか……と困ってしまうことはよくあります。

 そのようなときは、うろ覚えの言葉をGoogleで検索しましょう。間違っていても、よくある間違いの場合は[もしかして:サブプライム]と、正しいと思われるキーワードの候補が表示されます。

 ただ、レアな間違いの場合は[もしかして]が表示されないこともあります。そのような場合は、検索結果の件数に注目しましょう。話題の言葉なのに検索結果が数十〜千件程度しかない場合や、検索結果の上位にニュースサイトなどの公的なサイトが一切出てこない場合は、間違えている可能性が濃厚です。検索結果にブログや掲示板だと思われるページがあるなら、その中で正しい言葉に訂正するコメントを見つけられるかもしれません。

検索のポイント
Googleうろ覚えのキーワードを検索
→キーワードが間違っている場合、正しい候補が[もしかして]に表示される
Googleの検索結果ページで検索結果の件数や上位のページに注目
→少なすぎる場合やニュースなどがない場合、キーワードが間違っている可能性大

1 「Google」にアクセス,2 「サムプライム」を検索,3 [サブプライム]をクリック,検索結果に[もしかして]が表示された

「サブプライム」の検索結果が表示された

[ヒント]みんなの知りたいことがわかる「関連検索」

GoogleやYahoo!で1単語だけのキーワードを検索すると、みんながそのキーワードと組み合わせて検索しているキーワードがわかる「関連検索」が表示されます(Googleは検索結果の上、Yahoo!は検索結果ページの最下部)。例えば「サブプライム」なら「住宅ローン」「影響」などを加えたキーワードが表示され、クリックすることで簡単に検索できます。1単語だけでは知りたい情報がなかなか見つけられないこともあるので、「関連検索」の情報を参考に、より適したキーワードを選んでみましょう。