疑問を解決!

まずはセーフブート(レッスン10を参照)を試し、必要なファイルを可能な限りバックアップしておきます。続いて付属のインストールディスクをセットし、[C]キーを押しながら起動しましょう。[Mac OS X Leopardインストーラ]が表示されたら[続ける]をクリックし、[Macintosh HD]にシステムを再インストールします。[オプション]をクリックするとインストールの設定画面が表示され、標準では既存のファイルを残す[アーカイブしてインストール]が選択されます。この場合は、再起動後に以前のファイルなどをサルベージできることがあります。より安定した状態に戻したいなら、次の手順で内蔵ハードディスクのデータを完全に消去し、クリーンインストールを行いましょう。この方法ではBoot Campパーティションを含めてフォーマットを行うので、内蔵ハードディスクが購入時のまっさらな状態に戻ります。

内蔵ハードディスクの消去方法

1 [主に日本語を使用する]を選択して[→]をクリック,2 [Mac OS X Leopardインストーラ]が表示されたら[ユーティリティ]-[ディスクユーティリティ]をクリック,3 内蔵ハードディスクをクリック,4 [消去]をクリック,付属DVDからMacを起動しておく,[ディスクユーティリティ]が表示された

5 [ボリュームフォーマット]で[MacOS 拡張(ジャーナリング)]を選択,6 [消去]をクリック,7 [ディスクの消去]が表示されたら[消去]をクリック,8 ディスクユーティリティを終了,内蔵ハードディスクのデータが消去された,[Mac OS X インストーラ]が表示されたらMac OS Xを再インストールする

[ヒント]Macを手放すときはデータ消去も万全に

古くなったMacを手放して知人に譲渡するときや、中古ショップに買い取ってもらうときなどは、個人情報が漏れないようにハードディスクを完全に消去しておきます。[ディスクユーティリティ]で[消去]をクリックする前に[セキュリティオプション]をクリックし、[データをゼロ消去]または[7回消去]をチェックしておくと安心です。